約束されたメシアの第五番目の後継者ミルザ・マスルール・アハマド師

約束されたメシアの第五番目の後継者ミルザ・マスルール・アハマド師は、全世界アハマディア・ムスリム協会の最高指導者で、約束されたメシア・改革者であったカーディアンのハズラト・ミルザ・グラーム・アハマド師の跡を継ぐ5代目であり、師の曾孫にあたります。

アハマド師は1950年9月15日にパキスタンのラブワにて故ミルザ・マンスール・アハマドと故ナシラ・ベグム・アハマドの子息として生まれました。1977年パキスタンのファイサラーバード農業大学にて農業経済学修士号を取得後、イスラム教への奉仕に人生を捧げることを正式に決意しました。利他的な活動として1977年にガーナへ赴き、数々のアハマディア・イスラム教学校に校長として数年間務めました。

2003年4月22日にアハマディア・ムスリム協会カリフに選出され、以来200ヶ国に数千万人もの会員を持つ国際宗教組織の全世界宗教指導者・最高運営責任者として務めています。

カリフに選出されて以来、アハマド師は、紙やデジタル媒体を通してイスラム教の平和メッセージを伝える世界的運動を指導しています。彼の指導の下、アハマディア・ムスリム協会の全国支部はイスラム教の真の平和の教えを反映させる運動に乗り出しました。

アハマディ・ムスリムたちは、イスラム教徒や非イスラム教徒への何百万枚もの平和の手引書の配布、異教徒間の平和シンポジウムの開催、聖クルアーンの真の崇高なるメッセージを紹介するための聖クルアーンの展示発表などの草の根運動に従事しています。

これらの運動は、世界中のメディアから取材を受けており、イスラム教が平和や自分の住む国家への忠誠や人類社会への奉仕などを支持するということを実証しています。

2004年、アハマド師は年次のナショナル平和シンポジウムを立ち上げ、あらゆる分野からゲストを招き、平和と協調を推進するためのアイデアなどをお互いに交換しました。

毎年このシンポジウムには多くの現役聖職者、議員、政治家、宗教指導者、その他高い地位の方々などが出席しています。

アハマド師は、人類社会への奉仕を増進するために世界中を駆け回っています。アハマド師の指導の下、アハマディア・ムスリム協会は、世界の僻地に高度な施設を備える学校や病院を数多く建ててきました。

ミルザ・マスルール・アハマド師は、現在イギリスロンドンに在住しています。

師は、全世界アハマディ・イスラム教徒の宗教的指導者として、平和のメッセージを通して精神的にイスラム教の大義のために尽力しています。