日本アハマディア・ムスリム協会は、愛知県津島市にて、日本最大のモスクを2015年11月21日(土)にオープンします。Bait-ul-Ahad,The Japan Mosqueは、1200㎡の敷地に設立されており、500名以上が礼拝できる礼拝堂があります。車でお越しの方の為には50台の駐車場があり、礼拝堂、会議室、セミナールーム、接待室、宿泊室、図書室もあります。
オープニングセレモニーは世界アハマディア・ムスリム協会、最高指導者ハズラト・ミルザ・マスルール・アハマド師が来日した際に行われます。モスクのオープンを記念し、開会式典も行われます。開会式典ではイスラーム研究者、教育、文化などに関連する報道機関、団体・個人(一般の方々)の皆様が参加する予定です。
モスクはアッラー(神様)の家であり、アッラーへの礼拝のために設立されます。天地の創造また人間の創造の目的は、アッラーへの礼拝であるとムスリムは信じています。モスクは誰もが入れる場所であり、他宗教徒も自分のやり方でお祈りができます。アッラー(神様)の家の中では、身分や貧富、地位、皮膚の色、人種、国籍などによる差別は一切存在しません。モスクは、皆等しく、神を拝むという唯一の目的の為に集まる場所であります。
モスクでは各自で行う礼拝より恵まれた合同礼拝を行います。礼拝と伴って地域の皆様がふれあい、モスクはお互いの文化を理解する場、イスラームの教えを学ぶ場でもあります。
モスクの建築デザインには意味があります。崇拝者はこの独自なデザインを見てはモスクだと確信でき、視覚的な手掛かりとなる為でもあります。イスラーム諸国ではモスクのラウドスピーカーで一日5回、近所/町/村を礼拝するためにアザーン(礼拝への呼び出し)が行われます。スピーカーは高いミナレットで使用されています。
通常は場所の文化や伝統に馴染むよう、モスクの建築デザインを合わせます。しかし、特定の物ミナレット、ドームのようなもの、礼拝堂(女性用と紳士用) 、清め施設とミフラーブ(イマームが祈る場所・メッカの方向に向かっている場所)は無くてはならない物であります。
モスクで通常行われるイベント
- 合同礼拝
- 金曜礼拝
- 地域との交流
- 会議
- 聖クルアーンの勉強会
- 道徳向上のため信者の教育
- イスラーム教徒の祭りと儀式を行う場
- 結婚の宣言
- 葬儀の祈り
イスラームの教えを理解しない者の行動によってイスラームへの偏見が増えつつあります。我々は皆様が自ら一度モスクへ足を運んで、イスラームの本当の姿を自分の目で確かめていただきたく、この度モスクの開会式典を予定しています。お互い交流する事によって、お互いの文化・習慣を理解する事ができると私達は考えます。その第一歩として皆様が、オープニングセレモニーへお越しになる事を心よりお待ちしています。