東日本大震災から9年を迎えるにあたって宮城県石巻市訪問(4)

東日本大震災から丸9年となり、仮設住宅が徐々に閉鎖され、公営住宅や新居に移転していく人が増えてきています。きちんとした住まいに入れることは復興が進んでいる証でもある一方で、避難所、仮設住宅、公営住宅と次々に環境が変化することでコミュニティの形成が困難になっています。復興が進むにつれてボランティアの形は変化していきますが、現在でもできること、やるべきことはたくさんある、と、東北に106回もボランティアに行かれた神戸国際支縁機構の 岩村義雄さんが語ってくださいました。(岩村先生に大変感謝)

被災者のケアとして最も大切なのは、心のケアです。外面的には問題がなくとも、少なからず内面は傷ついていると思います。

我々にできるのは、一刻も速く彼らの心が落ち着くように祈ることです。