イスラーム教徒が信じなければならない6つの信仰箇条

イスラームの誕生以前にそれぞれの宗教はその時, その地方のためだったのですが, イスラームによって教えが国際的になっていきました。知識が発達することに伴って教えの幅が広くなってきました。今からちょうど1400年前に神様が聖なる預言者ムハンマド(彼にアッラーの平安あれ)にイスラームの教えを啓示してくれました。今200ヶ国以上に12億ぐらいのイスラーム教徒がいるのです。

イスラームの6信といって次のことを信じるのです。

唯一の神アッラーを信じる。

アッラーの天使を信じる。

すべての啓示された聖典を信じる。

すべての預言者を信じる。

死後の世界を信じる。

天命を信じる。

唯一の神を信じること

まず唯一の神を信じることですが、イスラームの神、みんなの神です。言葉によって全能の神の名前がさまざまありますのでイスラームでは「アッラーの他に神はなく」という言葉が基本になっているのです。すべての祝福が神様からのものである。類例のない方、神に似かよっているものがない。永遠に続く。結婚を好まない。この目で見ることができない、けれども美徳、特性,属性でその存在は十分わかります。遠くても静脈より近くにいます。預言者を送ったり天子を送ったりすることによって自分を愛する人々を救います。神は寝ない、眠くならない、疲れない、忘れることもない。無効にならない。残酷的ではない、慈悲深い方です。だれにでも食料を与え、自分は何かの飲食をとる必要はない。我々のお祈りを聞き答えてくれる、何でもみる神様であります。すべてのものの創造者であります。

アッラーの天使のこと

天使神様がおつくりになったものですが、光でできています。男女の性別はありません。普段はこの目では見えませんが、場合によって人間などの体の形で見えることがあります。

天使の数は神様しか知りません。天使の才能が限られていまして神に命令されたとおりに働きます。神様より啓示を持ってきたり、死ぬ人を引きとったり、罰を持ってきたりすることをします。そうして信者を助けたり、雨を降らしたり、預言者の友になって敵になる人をおどしたりします。神をほめたたえ、信者のために許しを求めるのです。人間が日常生活に行うことを記録します。ガブラエルヤミカエル、イスラエルなどの名前があるのです。

啓示されたすべての聖典を信じること

神様は、直接、預言者に啓示することもあれば天使を通して啓示することもあります。預言者はだれでも神様より多くの啓示を受けるのです。昔、クリシュナ、仏陀もその啓示を受けることになり、またモーゼのトーラ、タビデのザブール、イエスキリストの福音書などが有名です。

続きまして一番最後の聖典クルアーンです。預言者ムハンマド(彼にアッラーの平安あれ)に啓示されました。聖クルアーンの2章120節は次のように書かれています。

われらは汝を、朗報の伝達者として、また警告者として、真理を持って派遣せり。故に地獄に堕ちる者どもについて、汝に責任なし。

全ての預言者たちを信じること

四番目は預言者を信じることです。神様が自分の存在を表すため人間のうちある人を選び預言者として派遣します。乱れた社会を道徳的に高める努力をする預言者たちは神様より啓示を受けるのです。人間は預言者の話を聞くと信じる人と信じない人に分かれ、信じた人はますます神に近づくことができるのです。預言者をからかう人々はだんだん悩みだらけになりまして、物質的平和、精神的平和を手に入れることは不可能になります。預言者たちは、どのような人でも世話する、人々を救う努力をあきらめないのです。120万以上の預言者が今まで派遣されたといわれていますが、そのうち預言者アーダム、預言者ノア、預言者アブラハム、預言者モーゼ、預言者イエスキリスト、預言者ムハンマドなどが有名です。イスラームでは区別をせず、すべての預言者を信じます。特に最後の聖典を持ってきた預言者を自分の富、命、子孫よりも大事に思っています。

死後の世界を信じること

五番目に死後の世界を信じることですが、ご存知のようにこの世は一時的であって生まれた人は必ず死んでしまう。イスラームによりますと、この世界より死後の世界のほうが重要です。最後の審判の日は間違いなくあります。

聖クルアーンには次のように書いてあります。

「アッラーの他に崇拝されるべきものはない

アッラーは復活の日に必ずお前たちを集合する」。と死ぬ人は自分の最後の日その死んだ日になります。しかしみんなのための審判の日もあります。再び吹きなされるとみんな起き上がって神様より結果をもたらせます。善行を行った人、悪行を行った人それぞれ天国か地獄に行くことが決まり、数多くの人々が神様の慈悲深い恩恵によって許しを与えられます。

天命を信じること

六番目は天命です。神様に定められた法が、信者でも信者ではない人にでも役に立ちます。

天命は神の法です。その特定と特色が人々の行いの結果として現れてきます。運になったり不運になったりするのです。神の法によって破壊があるけれどもそれは人間が自分で選んだ道かもしれません。人間は自由です。ロボットではない、好きなように自分の道を選ぶことができるのです。

天命には二つの種類があります。お祈りなどで変わる天命と変わらない天命ですね。患者が薬を飲むことによって体がよくなったり、警戒深い人は事故等を防げるのが、変わる天命の例です。

みなさん!ぜひ詳しくイスラームの信仰について勉強をしてみてください。