イスラームの5つの柱とは?また根本理念は?

私達の周りの事象を正しく知り理解する力を持っている人々は社会に役立つ最も貴重な存在です。また、貪欲な知識欲を常に持つ人々も同様に高く評価されます。

日本人のイスラームの知識の欠如はイスラームの充分な情報、資料が入手し難いためかもしれません。

イスラームの正しい理解への第一歩として日本のみなさんに基本事項をいくつか紹介しましょう。

  • 回教とも呼ばれていますが正式名はイスラームで、平和とアッラー(神様)の教えに従うことを意味します。イスラーム教徒はムスリムと呼ばれます。
  • イスラームの教義はラー・イラーハ・イッラッラー・モハッマドゥル・ラスー・ルッラー、「アッラーの他に神はなく、モハッマドはアッラーの使者である」という意味です。
  • イスラームの聖典、聖クルアーンは、他の教典と異なり神が聖預言者ムハンマド(彼にアッラーの平安あれ)に啓示した言葉をそのまま記録したもので、時代を越えて全ての人びとを導いてくれます。
  • イスラームの根本理念

1.絶対唯一の神、アッラーを信ずる。  2.天使の存在を信ずる

3.神の啓示を収めた全ての聖典を信ずる。4.全ての預言者を信ずる。

5.死後の世界を信ずる。

イスラームの実践の五つの柱とは

1.信仰の告白(シャハーダ) 2.一日五回の礼拝(サラート) 3.断食(ソーム) 4.巡礼(ハッジ) 5.喜捨(ザカート)