بسم الله الرحمن الرحيم

慈悲深く、恵み遍くアッラーの御名において

Ahmadiyya Muslim Community
日本アハマディア・ムスリム協会

誰も憎まず皆に愛を

ハラールとは?

イスラム法において合法なものの事をハラールといい、非合法なもののことをハラームといいます。そして、最近ではそれ以外のハラールでない物の事を非ハラール(non halal)と称する事もあります。

 

halal

 

 良いものを提供する’ そのこころは。

ハラールはひと言でも、意味として2つあります。1つはイスラム法で合法であること、そしてもう1つは健康的、清潔、安全、高品質、高栄養価であることです。

イスラムでは我々の日常において常に清潔を保つ事、自分が摂取するのにふさわしい良いものしか他人にも与えません。これがハラール タイバーンのコンセプトの源となります。

それによって管理、監視されたものがハラール製品となりますので、ハラール製品はムスリムにとってのみ良いものなのではなく、誰にとっても健康的で良いものであると言えるでしょう。

23:52. あなたがた使徒たちよ、善い清いものを食べ、善い行いをしなさい。われはあなたがたのすることを熟知している。

ハラールの表記

ハラールとはアラビア語でحلال、と書きます。ローマ字で書くとHalalです。

 ムスリムにとって、ハラールの食品のみを口にすることは神(アッラー)の教えに忠実に従うこと、すなわち信仰そのものです。聖典コーランにはこのように書かれています。

◎ハラールか、ハラームかは明確である。

5:4.あなたがたに禁じられたものは、死肉、(流れる)血、豚肉、アッラー以外の名を唱え(殺され)たもの、絞め殺されたもの、打ち殺されたもの、墜死したもの、角で突き殺されたもの、野獣が食い残したもの、(ただしこの種のものでも)あなたがたがその止めを刺したものは別である。また石壇に犠牲とされたもの、籤で分配されたものである。これらは忌まわしいものである。今日、不信心な者たちはあなたがたの教え(を打破すること)を断念した。だからかれらを畏れないでわれを畏れなさい。今日われはあなたがたのために、あなたがたの宗教を完成し、またあなたがたに対するわれの恩恵を全うし、あなたがたのための教えとして、イスラームを選んだのである。しかし罪を犯す意図なく、飢えに迫られた者には、本当にアッラーは寛容にして慈悲深くあられる。

5:5.かれらは何が許されるかに就いて、あなたに問う。言ってやるがいい。「(凡て)善いものはあなたがたに許される。あなたがたがアッラーの教えられた仕方によって訓練した鳥獣があなたがたのために捕えたものを食べなさい。だが獲物に対して、アッラーの御名を唱えなさい。アッラーを畏れなさい。本当にアッラーは清算を極めて速くなされる。」

23:52.あなたがた使徒たちよ、善い清いものを食べ、善い行いをしなさい。われはあなたがたのすることを熟知している。

神が良いとしているもののみを食する、それ以外の行為をすることはすなわち背信行為にもなりかねない。従って、神に身を委ねるイスラム教徒にとって、ハラールではない物を口にすることは罪をおかす事になります。それはイスラムの信仰の根源でもある神への信仰心から、罪に対する懲罰を恐れてそのような行為は日常的にすることはありません。

イスラム教徒のハラール食へのこだわりは、ただ単なる人の好き嫌いではありません。豚肉入りの物を豚をよけたからといってハラールになる訳でもないですし、スープやブイヨンにそれらが使用されていたら、いくら見た目は分からなくても、食することはできません。トンカツをあげた同じ油であげられた野菜や魚も食することはできません。フランス料理で使われるワインや日本食・中華で使われる料理酒はたとえ使用する食材がハラールであっても、アルコールを入れることでハラールではなくなります。

 食物が人の道徳や行動に影響を及ぼす。

 食物は必ず人間の道徳や行動に影響を与えます。聖クルアーンにも供述されています。

汝等信徒達よ清潔なものを食し、善行をなせ。(アルモーメヌーン:52)

たとえば、肉を全く食さない人は勇敢さに欠ける。反対に肉しか食さず野菜類を摂取しない人は柔軟、謙虚さに衰えがあります。このことは草食動物が肉食動物程勇気をもたないという、自然的法則によって証明されています。ですから道徳、行動が食物の影響を受けることは疑いがありません。ゆえに肉、野菜をバランスよく摂取することが両方の徳性(勇気、柔軟)を発達させる、最良の方法です。

クルーアーンではこう述べられています。

飲みかつ食べよ、しかし適度であれ。(アラーフ:32)

すなわち、肉やその他の食物を食べよ、しかし度をこしてはならない、なんじの道徳的状態を悪くしないために、また汝の健康を損なわないために。