بسم الله الرحمن الرحيم

慈悲深く、恵み遍くアッラーの御名において

Ahmadiyya Muslim Community
日本アハマディア・ムスリム協会

誰も憎まず皆に愛を

イスラム教徒の生活

挨拶

イスラム教の挨拶は「アッサラームアライクム」と言う。これは「あなたに平安がありますように」という意味である。これは一日中使える挨拶言葉であり、イスラム教徒だけでなく、誰にでも使える挨拶である。返事は「ワアライクムアッサラーム」で、これは「あなたにも平安がありますように」という意味である。

 

礼拝(サラート)

礼拝はイスラム教の五行の内の一つであり、イスラム教徒は一日五回カーバ神殿に向かって礼拝を行う。その時間帯は以下の通りである。

1.サラートゥルファジュル(早朝に日の出1時間前から日の出直前までに行う礼拝)

2.サラートゥッズフル(正午少し過ぎてから3時間以内に行う礼拝)

3.サラートゥルアスル(正午3時間くらい経ってから日没少し前までに行う礼拝)

4.サラートゥルマグリブ(日没直前に行う礼拝)

5.サラートゥルイシャー(日没1時間半くらい経ってから夜中までに行う礼拝)

 

断食(ラマダーン)

ラマダーンと呼ばれる断食月は、イスラム歴の9月の新月を確認したその日から始り、翌月の新月が現れる日まで続き、通常29日間または30日間である。この期間断食を行う者は、毎日黎明(日の出より1時間20分ほど前の時間帯)から日没まで、飲食物(タバコも含む)を全く摂取してはならない。また性行為も厳しく禁じられている。また、断食によって貧乏で空腹なイスラム教徒と同様に飢えと渇きを体験することが連帯感を生む。その上、ラマダーンの月は寄付を行い、日没後に食事を共にする。

 

飲食物について

イスラム教徒が食べて良いものをハラールという。反対に、食べることが禁じられているものをハラームという。ハラームとして食べるのを禁じられているのは豚だけでなく、犬や虎などの獲物を捕獲するための牙や爪がある動物、啄木鳥、ロバ、ラバ等だが、それ以外の肉であっても殺し方が正規の手順に従ったものでなければ食べられない。イスラム教徒に禁じられているもので日本で代表的なのは、豚やお酒である。豚が禁止されているように、豚の混合物、例えば、乳化剤やゼラチン等も禁じられている。日本は豚肉の消費量が多いため、今ではお菓子にも豚由来の加工物が入っている。そのためイスラム教徒は細心の注意を払って飲食物を購入している。これが飲食物に対するイスラム教の基本的な考え方である。

 

祝日
イスラム教では毎週金曜日は宗教的な祝日として定められている。この日の正午には集団礼拝が行われ、イスラム教徒はモスクに集まって礼拝をしたり、イマーム(宗教指導者)の説教を聞く。また、イスラム教には、アブラハムが進んで息子のイシュマエルをアッラーでの犠牲として捧げた事を世界的に記念する日である「イード・アル・アドハー」と断食(ラマダーン)の終了を祝う日である「イード・アル・フィトル」という二大祭もある。